インターネットイニシアティブ(IIJ)は8月18日、IT人材育成プログラム「IIJアカデミー」第6期(2025年11月4日~2026年2月27日)の募集要項を公開し、受講生の募集を開始した。基礎から応用まで学べる「基礎実践科」「本科」「探究科」を引き続き実施するほか、第6期カリキュラムを紹介する「ガイダンスコース」(9月29日開催)、新設の「IIJアカデミーサロン」(9月9日開催)の受付も開始されている。

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    IIJアカデミー

基礎実践科は4週間、本科/探求科は前後半が各8週間

IIJアカデミーは、学生や社会人を対象に、実務に通用するスキルを習得できる教育プログラムとしてIIJが展開しているもの。受講に際しては「基礎実践科」と「本科・探究科」のいずれかを選択することになっており、同一期間中に両方を受講することはできない。

基礎実践科の第6期は、2025年11月4日から11月28日までの4週間で、「オフィスネットワークで学ぶTCP/IP入門」をカリキュラムとして実施する。

本科/探究科は前後半の8週間ずつに分かれており、前半(2025年11月4日~12月26日)は本科が「クラウド基盤のためのデータセンターネットワークの設計と構築」、探究科が「TCP輻輳制御アルゴリズムの比較検証」を学ぶ。後半(2026年1月5日~2月27日)は本科が「動的経路制御を用いたネットワークの設計と構築」、探究科が「tracerouteコマンドを自作する」という内容で、受講者は前後半それぞれにいずれか1つを選択でき、第6期を通じて最大2つのカリキュラムを履修可能となっている。

受講料は基礎実践科が5万円(学生は2万5千円)、本科と探究科は1カリキュラムにつき10万円(学生は5万円)。募集対象は18歳以上で、社会人や高専生を含む学生など、ネットワークやシステム分野に携わっている人やスペシャリストを目指す人を想定している。

募集人数は基礎実践科が20名、本科と探究科は各カリキュラム10名で、所定の要件を満たしたうえでIIJアカデミーの選考に合格することが条件となる。応募方法や詳細はIIJアカデミーの公式サイトで確認できるほか、9月29日に開催されるガイダンスコースではIIJアカデミー第6期のカリキュラムおよび習得できるスキルについて詳細が説明される予定。

60分の新プログラム「IIJアカデミーサロン」

新設される「IIJアカデミーサロン」は、ネットワークやアプリケーション開発の実務者を対象に、講演とパネルディスカッションで構成する60分のプログラム。毎回テーマを設定し、業界の第一線で活躍するゲストを招いて多角的に課題を議論する場となる。

第1回となる今回は、ゲーム開発の専門家を迎え、オンラインゲームにおけるラグ(遅延)を題材に、遅延解消に向けた技術的手法や、ラグのない環境で実現できる新しいゲーム体験について議論する。受講者は自身の専門領域を超えた視点を得ることで、日常業務のパフォーマンス向上や社内での技術者育成に役立つ知見を得られるとしている。講演者/パネリストは下記のメンバー。

  • 講演話者:中林寿文(サイバーズ株式会社/IGDA日本)
  • パネリスト:望月大作(ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社/IGDA日本SIG-NetworkSystem正世話人)
  • パネリスト:佐々木伸(IIJアカデミー)
  • ファシリテーター:久島広幸(IIJアカデミー)
IGDA日本:NPO法人国際ゲーム開発者協会日本

受講は先着40名まで。今後は3月/9月の年2回の開催を予定している。