Windows Centralは8月7日(現地時間)、「Windows 10's $30 Extended Updates Program Now Covers 10 Devices|Windows Central」において、Windows 10の個人向け拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)の一部仕様が変更になったことを伝えた。
個人向けプランの登録1つで10台まで延長できるようになった一方、Microsoftアカウントが必須になったという。
実質的には大幅な値下げだが、デバイスとアカウントのひもづけが必要
今年10月にサポートを終了するWindows 10の延命措置として、MicrosoftはESUの提供を開始している。個人ユーザー向けには次の3種類の選択肢が提供され、ユーザーの判断で選択することができる。
- PCの設定をWindowsバックアップから同期する
- 1,000Microsoftリワードポイントを使用する
- 30ドルの1回限りの購入
従来はPC設定を同期する場合に限りMicrosoftアカウントへのサインインが必要とされてきた。しかしながら、今回Microsoftは7月28日にサポート文書を次のように変更し、すべての選択肢でMicrosoftアカウントへのサインインを必須要件としたことが明らかになった(公式サポート:Windows 10 Consumer Extended Security Updates (ESU) program - Microsoft Support)。
「すべての登録オプションで、2026年10月13日までセキュリティ更新プログラムが延長されます。ESUに登録するには、Microsoftアカウントにサインインする必要があります。これらのオプションは、ESUプログラムに登録するときに選択できます。既存のESUライセンスは、最大10台のデバイスで使用できます」
ローカルアカウントでWindowsを利用しているユーザーには寝耳に水だ。Microsoftアカウントとデバイスのひもづけを望まない場合、ESUに登録することはできない。
この変更は、ESUライセンスと最大10台のデバイスをMicrosoftアカウントで管理する仕組みを導入したためとみられる。Microsoftアカウントで複数台のWindows 10デバイスを管理するユーザーには朗報となる一方、ローカルアカウントを望むユーザーには苦渋の決断を強いることになる。
段階的な展開を開始
ESUへの登録はすでに開始されている。最新の更新プログラムをインストールし、条件を満たしているデバイスは、Windows Update画面にESUの登録ボタンが表示される。Windows Centralによると、ローカルアカウントのユーザーがボタンをクリックすると、Microsoftアカウントのサインインが求められるという。
なお、ESUの登録は段階的な展開となっており、すべてのユーザーがすぐに登録できるわけではない。条件を満たしているにもかかわらず登録ボタンが表示されない場合は、数日待ってから再度確認する必要がある。

