PFUは8月7日、IHI検査計測と共同開発中のリチウムイオン電池検知システム(以下、LiB検知システム)の実用化に向けて、町田市と連携し町田市バイオエネルギーセンターで搬入不適ごみ検出に関する実証実験を実施することを発表した。
実証実験の背景
近年はLiBを使用した製品が増加しているが、廃棄される際に不適切な廃棄方法(不燃ごみ/粗大/プラスチックごみなど)で排出される場合がある。廃棄物処理施設においては、廃棄物を処理する過程で不適切に排出されたLiBが原因となり発火や火災が発生しており、社会課題となっている。
PFUとIHI検査計測は2024年9月に、町田市と連携して搬入された不適ごみ検出に関する実証実験を実施した。前回の実証実験で得られた結果から、さらに検出の精度を高めた試作機を使用し、今回は2回目の実証実験を実施する。
実証実験の概要
実証では、X線検査センサーと廃棄物分別特化AIエンジンを活用したLiB検知技術の有効性を確認する。LiB混入の実態調査では、不燃性ごみに混入したLiB搭載製品の種類や数量、重量などを調査する。
また、LiB検知認識率と有効性の評価では、LiB検知システムの検知精度を評価し、不適ごみ検知後の除去作業など運用面も含めた有効性を評価する。また、搬入ごみの種類・形態・処理量や、防水・防塵など環境条件下における調査も実施予定。
