サイボウズは8月6日、愛媛県が実施するデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」の2025年度新規採択事業において、同社が提案した「デジタルコミュニケーションツールを活用した砥部焼の協業体制確立プロジェクト」が、国内外481件の応募の中から採択された17件のうちの1件に選ばれたことを発表した。
愛媛県を代表する伝統工芸品の一つである砥部焼は、1990年頃をピークとして、出荷額は約4分の1にまで減少しているという。その背景には、プラスチックなどの代替品の普及、デフレや人口減少など複合的な要因が考えられる。また、多くの窯元が従業員3人以下の小規模体制であるため、大口の受注に対応できない。そのため、窯元同士が連携して受注に対応する体制の構築が求められている。
こうした課題に対しサイボウズは、ノーコードで業務アプリを構築できる「kintone」を活用し、砥部焼に関する技術やノウハウをオープンデータベース化することで、窯元全体の技術力向上を支援する。
さらに、受注情報を共有することで砥部焼産業における受注と生産の連携を強化し、生産力の向上についてもサポートするとのことだ。