Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」は7月29日(現地時間)、「Windows 10 has ten weeks of support remaining as it turns ten today」において、残り10週に迫ったWindows 10のサポート終了とユーザーに残された道筋について伝えた。
買い替えを推奨、理想はCopilot+ PCか
Windows 10のサポート終了が残り10週間に迫っている。サポート終了後は更新プログラムの提供はなくなり、テクニカルサポートを受けることもできなくなる。脆弱性が発見されても修正の見込みはなく、インターネットに接続した場合は侵害されるリスクが高くなる。
これは避けて通ることができない問題で、すべてのWindows 10ユーザーには何かしらの行動を取ることが求められている。現在、Microsoftが提案している行動は次のとおり。
- Copilot+ PCまたは「最小システム要件」を満たすPCに買い替える
- 拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)に登録して延命する
- 他のオペレーティングシステムに乗り換える
ESUは個人、法人で内容に違いあり
拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)は個人、法人で条件や内容に違いがある。個人であれば無料の選択肢もあり、すぐに判断できない場合は有効な選択肢となる。詳細については次のページで確認可能だ。
- Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 のサポート終了 | Microsoft Windows
- Windows 10 コンシューマー拡張セキュリティ Updates (ESU) プログラム - Microsoft サポート
- Windows 10の拡張セキュリティ Updates (ESU) プログラム | Microsoft Learn
Windows LatestはCopilot+ PCの優位性を伝えている。Copilot+ PCはAIチップを搭載した新しいPCカテゴリーで、AIを活用したこれまでにない最新機能などが提供されている(参考:「Copilot+ PCに最新のAI機能登場、7月のプレビュー更新プログラム「KB5062660」 | TECH+(テックプラス)」)。