米UiPathはこのほど、米Deloitteとの戦略的協業により、SAP S/4 HANAへの移行にエージェンティックオートメーションを活用し、ERPのモダナイゼーションを実施したと発表した。
課題解決に向け「Customer Zero」立ち上げ
UiPathは、分断されたシステム、手間のかかる手作業による請求サイクル、複雑なGAAPレポートプロセスなどの課題を抱えていたという。これらの解決に向け、「Customer Zero」を立ち上げた。
「Customer Zero」は、自動化ファーストなアプローチによるSAP S/4 HANA移行計画。
同プロジェクトは、従来のERP導入と異なり、UiPath Platform for Agentic Automationを組み込んで、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)、インテリジェントドキュメント処理(IDP)、UiPath Apps、AI搭載のオーケストレーションを活用し、変革を実現したという。
ERPモダナイゼーションによる自動化の成果
同プロジェクトでは、コアプロセス全体で200件以上の自動化を実現したほか、重要な財務ワークフローの85%以上を無人プロセスで実行し、請求処理、収益認識、口座照合などの手作業を自動化した。
クリーンコア率93%を達成し、業界ベンチマークの80%を上回ることで、技術的負債を抑えて迅速にアップグレードしたという。
そのほか、テストケースの60%を自動化、プロジェクトデリバリーの10%スピードアップを実現したという。
