電通グループは7月16日、ユーザー生成コンテンツ(UGC)プラットフォーム上でIPホルダーの権利管理とファンコミュニティの成長を両立する統合型支援サービス「Global Fan Community Growth Solution」の提供を開始したと発表した。
「Global Fan Community Growth Solution」は、次世代クリエイターを支援するプロジェクト「House of Creators」の一環として開発された。
今年7月15日にRobloxが新機能である「ライセンスマネージャー(License Manager)」と「ライセンスカタログ(Licenses catalog)」のベータ版を発表したことにあわせ、IPホルダーがUGC時代の“共創ローンチパッド”として活用できるサービスであり、各IPの潜在力を最大化できるとしている。
Robloxや複数のIPホルダーと協力して開発され、電通グループのIPコンサルティングツール「グローバルコンテンツプランナー(Global Content Planner)」の分析データや専門チームの知見を活用。同ソリューションの対応スコープやIP成長における権利者の課題を整理し、Robloxの新機能2種(新ライセンシングプラットフォーム)を活用した各種サービスを整備した。
電通グループは、このソリューションを通じて、クリエイターがIPの世界観やルールを理解した上で自由に創作できるワークフローを構築し、IPホルダーとの共創によるIP世界観の拡張と進化を目指すとしている。