ラクスは7月11日、全社的なAI戦略の強化と推進を目的として新たに「CAIO(最高AI責任者)」のポジションを設置し、同社取締役の本松慎一郎氏が就任したことを発表した。

AIの導入・開発・運用を先導する新たな“CXO”を設置

生成AIをはじめとした人工知能に関する技術が、多くの企業のビジネスモデルや業務プロセスに大変革を起こしている。そうした中でラクスは、AIを全社の経営構造を変革しうる汎用技術と捉え、その可能性を最大限に引き出すための体制整備に取り組んでいるとする。

その体制を強化する取り組みとして同社は今般、CAIO(Chief AI Officer)を新設。同職は、サービスへのAI機能実装から社員のAIによる業務効率化・生産性向上まで、ラクスのAI戦略を加速させる責任を担うという。また、経営と直結した戦略実行責任者としてAI戦略の企画・実行もリードしていくとした。なお同社は、AIの導入・開発・運用を全社規模で進めるため、明確な責任者の設置および事業・開発が一体となった推進体制が不可欠であるとの判断により、新ポストの設置に至ったとしている。

そしてラクスとして最初のCAIOには、現在同社の取締役を務め、プロダクトおよび技術領域で豊富な実績を有する本松慎一郎氏が就任した。本松氏は、大阪大学大学院にて人工知能の研究を行った後、2001年4月にアイティーブースト(現・ラクス)の立ち上げに参画した人物で、今回の就任により取締役とCAIOを兼務することとなる。

  • 本松慎一郎氏

    ラクスのCAIOに就任した本松慎一郎氏(出所:ラクス)

ラクスは、AIの進化によって環境変化のスピードが指数関数的に加速する中、事業環境の変化に対応していけるよう、AIを中核に据えた経営戦略を迅速かつ大胆に推進し、顧客への提供価値最大化を目指すとしている。