日本製鉄は4月24日、同社が提供するグリーンスチール「NSCarbolex Neutral」が、いすゞ自動車の小型電動トラック「エルフEV」および建設中の電動開発実験棟「The EARTH lab.」に採用されたことを発表した。
取り組みの概要
いすゞ自動車は、2050年に向けて製品ライフサイクル全体で温室効果ガス(GHG)排出ゼロを目指し、自社の直接排出(Scope 1)や電力使用による間接排出(Scope 2)も含め、CO2削減に積極的に取り組んでおり、今回の採用はその取り組みの一環となる。
「NSCarbolex Neutral」は、いすゞ自動車のScope 3上流における温室効果ガス排出量削減に貢献する点が評価された。
いすゞ自動車は、「エルフEV」の部品に使用される線材や、現在建設中の電動開発実験棟の主要鉄骨部材に使用されるハイパービーム(外法一定H形鋼)、付帯施設の柱に使用される鋼管などに「NSCarbolex Neutral」を採用する予定。