マウスコンピューターは4月24日、ゲーミングパソコンブランド“G TUNE”(呼称:ジーチューン)より、最新のインテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HXとNVIDIA GeForce RTX 50シリーズグラフィックスを搭載したハイスペックノートパソコン 「G TUNE H6」シリーズを販売開始した。

  • 「G TUNE H6-I9G80BK-C」「G TUNE H6-I9G90BK-C」イメージ

新生G TUNE初のゲーミングノートPC登場

同製品は、新生G TUNEブランドとして初のゲーミングノートPCとなる。ゲームプレイ、配信、ゲーム開発などさまざまな用途に対応するフラグシップシリーズ。

一新した筐体デザインとともに最新のGeForce RTX 50 シリーズLaptop GPUを搭載する。CPUは、インテル Core Ultra 9 プロセッサー 275HXを搭載し、液晶はリフレッシュレート 300HzのWQXGAの16型を採用している。

水冷と空冷の両方の動作に対応

同製品のもう一つの特徴と言えるのが、水冷と空冷の両方の動作に対応している点。

水冷BOX使用時は液体を内部のパイプで循環させ、発熱部位のCPUとGPUを中心に本体を冷却する。水冷BOXを使用しない場合でも空冷仕様のまま利用可能。

空冷時と比較し、高負荷動作時のCPU温度は約11度、GPU温度は約17度低下させる冷却性能を備えており、ゲームプレイ中の熱によるパフォーマンスの落ち込みを抑える。

高い冷却性能により、ノートPCの冷却ファンの回転を抑えて騒音を最小限に抑えることで、静かな環境でゲームプレイ中のBGMや音声に集中できるメリットもある。

水冷環境はPC本体の背面にあるコネクタに水冷チューブを取り付けてコントロールセンターから接続状態にするだけで整備可能。今回、カスタマイズ可能な水冷BOXは外観や機能を一新。注ぎ口をコネクタ水量の追加がしやすい漏斗に変更することで、メンテナンス性が向上している。

  • 「G TUNE H6」シリーズの水冷の仕組み