ベネッセコーポレーションは4月23日、法人向けオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy Business」の導入企業を対象に、診断型学習促進プログラム「DXスタートスタディ」を無償で提供開始したことを発表した。

  • 「DXスタートスタディ」イメージ

    「DXスタートスタディ」イメージ

プログラムの概要

同プログラムは、「Udemy Business」の活用サポートサイト「Learners'Station」から利用可能で、経済産業省および情報処理推進機構(IPA)が策定した「DXリテラシー標準(DSS-L)」全項目をもとに、DX(デジタルトランスフォーメーション)に初めて触れる人の学習動機形成を支援する。

初回の診断から学習までの「次に必要な行動」を明確にすることで、受講者の自律的な学習をサポートし、組織のDXスキルの底上げを目指す。

プログラムの特徴

プログラムの特徴は以下の4点。

「次に必要な行動」を明確にすることで受講者の自律学習をサポート

DXの基礎力を把握するだけでなく、診断結果に基づいた解説動画や再診断など、次に何を取り組むべきかを明確にすることで、自律学習をサポートする。

診断の導入部では、ベネッセならではのマンガを活用し、DXの知識を業務に活用することの価値を分かりやすく伝え、主体的に取り組むきっかけを作る。

  • 導入マンガのイメージ

    導入マンガのイメージ

DSS-Lに対応した約20分のテストでDXの基礎力を診断

DX基礎診断は「DXリテラシー標準(DSS-L)」全項目をもとに、DXに初めてふれる方の学習動機形成を支援する。

セルフチェックでDXに対する受講者の「マインド・スタンス」を確認し、その後の「知識テスト」で「Why(DXの背景)」「What(DXで活用されるデータ・技術)」「How(データ・技術の利活用)」に対応したDXの基礎力を約20分で診断する。

  • 「DXリテラシー標準(DSS-L)」

    「DXリテラシー標準(DSS-L)」

学習の進捗状況の管理や再診断で、学習効果の可視化をサポート

DX基礎診断の受講後、正答率の低いカテゴリーに対応して「Udemy Business」の解説動画が受講者にレコメンドされる。管理者は受講者のテストの点数だけでなく、学習の進捗状況を含めた管理が可能となっており、再診断前後でのスコアの動きを把握することで、学習効果の可視化をサポートする。

また、学習が進まない受講者へのリマインドを管理者がしやすいよう、各進捗段階に応じた未完了者のリスト抽出とメールテンプレートも利用可能。

自分の業務に合ったスキルを3ステップで探せる

「おすすめ講座診断」により、3ステップで自分の業務に合ったスキルを「Udemy Business」上の約3万講座から探すことができ、これにより、業務で活用可能な実践につながりやすい学習を提供する。

  • プログラムの活用イメージ

    プログラムの活用イメージ