Nordic Semiconductorは4月13日、LTE-M/NB-IoT/GNSSモデムを備えたセルラーIoTアプリケーション向け低消費電力モジュール「nRF9151」が、インターネットイニシアティブ(IIJ)のSoftSIMに採用されたことを発表した。
従来のSIMカードの代わりに通信用プロファイルを通信モジュール内のセキュアな領域にある仮想マシンに書き込む「SoftSIM」を使用することで、製品開発者はSIMおよび部品表(BoM)のコストを削減できるようになるほか、設計の簡素化ならびにセルラーIoT製品の消費電力抑制が可能になるという。
今回の協業では、nRF9151モジュールは、IIJのSoftSIM技術と統合され、日本国内に加え、国際的な通信プロファイルもサポートできるため、グローバル接続ソリューションが可能になるとする。また、IIJはSoftSIMに関する包括的なサポートとPoC(概念実証)の開発支援も提供していくとする。