NTT東日本は4月14日、アプリ・クラウド・セキュリティなど校務DX(デジタルトランスフォーメーション)の主要な技術要素導入と一元的なサポートをパッケージングした「BizDrive 校務DX(現在商標出願中)」を4月18日より提供開始すると発表した。

同ソリューションは、校務支援システムをはじめ、クラウドツールやセキュリティ要素技術など、校務DXを推進する上で情報セキュリティ確保の観点から文部科学省が必須としている要素をパッケージで提供するもの。

「BizDrive 校務DX」の概要

文部科学省で打ち出している方針に基づいた校務DXを実現するには、ゼロトラストセキュリティに基づきアクセス制御による情報セキュリティ対策を設定するなど、教職室にある業務用端末からのアクセスを前提としたオンプレミスのネットワーク構成とは異なる環境の整備が求められているという。

具体的には、校務系システムのクラウドリフトアップ、セキュリティソリューションなどの調達が必要であり、要件定義や設計工程においてユーザーの負担が大きくなっていた。

そこで同社は、「校務アプリ・汎用クラウドツール・アクセス制御に基づくセキュリティ対策」の3つの要素のパッケージに、一元的なサポート機能を加え、運用までの負担を軽減した。

  • 「BizDrive 校務DX(現在商標出願中)」の仕組み

「BizDrive 校務DX」の導入メリット

同ソリューションは、文部科学省が示す、働き方改革についての校務DXの方針に対応し、ロケーションフリーで安心して業務を行えるようにするためのセキュリティ要素技術を網羅しており、安全にインターネット環境で業務用端末を利用することを実現する。

製品選定から設計、導入、運用まで一元的なサポートを受けられるため、導入後も業務に集中できる。また、窓口を一元化することで、スムーズな問い合わせが可能となる。