このほど、Snowflakeの創業者であるBenoit Dageville氏とThierry Cruanes氏が来日し、AI時代のデータ戦略をテーマに説明会を開催した。
Dageville氏はSnowflakeを立ち上げた背景について、次のように語った。
「Metaのような会社はデータを一元化できていたから活用できていた。小さな企業もGoogleのようにデータのパワーを活用するには、データの民主化が重要と考えた。そこで、管理がシンプルなデータサービスを提供しようと思った。クラウドの力をつかってリーズナブルな価格でデータサービスを提供することで、あらゆる企業がGoogleのようにデータを使って、Googleのようになれる」
両氏はクラウドを活用してデータサービスを提供するため、コンピュートとストレージを分割した、特化したアーキテクチャが必要と考えたという。「ペタバイト規模のデータセットをサブセカンドで超高速化し、データを作れるようにすることに取り組んだ」とDageville氏。こうして作られたデータプラットフォームが「Snowflake」となる。