さくらインターネットは、同社の提供するコンテナー型GPUクラウドサービス「高火力 DOK」において、Python実行環境であるJupyterLabを手軽に利用できる「ノートブック」機能の提供を開始した。

コンテナー型GPUクラウドサービスに手軽なJupyterLab

「高火力 DOK」はデータ分析や生成AI、機械学習などの用途に向けて開発されたNVIDIA H100シリーズも使えるクラウドで、Dockerイメージを用いたAI開発環境を提供するコンテナー型GPUクラウドサービス。3月18日からはコントロールパネルにノートブック機能が搭載、Dockerの知識が無くともコントロールパネルからJupyterLabを起動し、データ分析やモデルのトレーニングを始められる。

  • コントロールパネル画面(同社資料より)|

通常タスク同様にJupyterLabの起動から終了までが課金対象となる。なお、「高火力 DOK」では3月27日から最低利用時間が設定されている(お知らせ、NVIDIA V100プランに1秒(0.06円/秒)、NVIDIA H100プラン(β版)に60秒(0.28円/秒))。

JupyterLabは、Pythonなどプログラミング言語によるデータ解析や視覚化をブラウザ上の対話インタフェースから実行できるJupyter Notebookに対して、データサイエンスや科学計算、機械学習のワークフローが加わる拡張機能を持つ統合環境としての側面を持つもので、Project Jupyterのコミュニティによりオープンソースで開発されている。

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