NECは3月12日、同社のヘルスケア事業を支える技術に関する説明会を開催した。説明会には、NEC バイオメトリクス研究所長 宮川伸也氏が登壇し、ヘルスケア事業を支える技術開発について説明を行ったあと、ツアー形式で3つのヘルスケアに関わる技術のデモンストレーションが披露された。
NECのヘルスケア・ライフサイエンス事業とは
NECのヘルスケア・ライフサイエンス事業は、データの利活用を通じて「ヘルスケア:統合マネージド事業」と「ライフサイエンス:創薬/バイオテック」の2つの領域に取り組んでいる。
ヘルスケア領域では、電子カルテや医療DX、検査/健康増進サービス「FonesVisuas」の提供、カラダケア/eリハビリ、歩行センシング技術の提供を行っている。ライフサイエンス領域に関しては、AI創薬、がん最適治療法選択支援「BostonGene」の提供を行っている。
今回、新たなヘルスケア・ライフサイエンス事業の技術として、以下3つについてデモを交えて紹介が行われた。いずれもAIを活用した技術だ。