NTTコムウェア、NTTコミュニケーションズ、NTTアーバンソリューションズは3月12日、品川港南2050プロジェクトの一環として、3月21日と22日にIOWNを体験できるイベント「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network))ショーケース」を開催すると発表した。
IOWNは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信や膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤。
NTTグループは現在、総力を上げて、IOWNの開発に取り組んでいる。
「IOWNショーケース」の概要
「IOWNショーケース」は品川港南エリアにおける新しい価値の創造や共創活動の創出を目指す「品川テクノロジーテラス2025」(NTTアーバンソリューションズ主催)展示の一つとして、“IOWNを活用した未来の街づくり”をテーマに実施される。
同イベントでは数10キロメートル離れた街と品川の会場をつなぎ、高速大容量、高精細な映像伝送によるコンテンツ体験やデジタルツインソリューションの紹介を通し、来場者に未来の街のあり方を思い描く機会を提供する。
「IOWN技術実証施設」を一般公開
TTコムウェアが品川本社ビル内に新たに開設した「IOWN技術実証施設」を、同イベント期間のみ一般に公開。
同施設には、NTT東日本が提供するAPN、Beluganos(ベルガノス)を組み込んだ400Gbpsの長距離伝送が可能となる IOWNネットワークソリューション(400G)が導入されている。
Beluganosは、光通信を制御し、保守運用・監視機能を強化したネットワークOS。
同施設では、遠隔地のコンピューティングリソースをリアルタイムに利用できるディスアグリゲーテッドコンピューティング技術を活用したユースケースやビル運用におけるリモート遠隔保守など、IOWNを体感できる展示を行う。