マクロ機能やキーの割り当てが可能な周辺機器をコレクトしはじめた筆者であったが、フォートナイトを嗜むことを踏まえて、自宅環境にRazer Naga V2 HyperSpeedを導入してみた。Webブラウザでの情報収集から動画の視聴やゲーム、業務でのテキストエディターやメールでのやりとり、日常のなかでPCの前に座っている時間は多いものだが果たしてどんな機能をもっともよく使っているのだろうか?
あまり真剣には、考えたことのないテーマである。エディタでもブラウザでも使うコピー&ペースト(Ctrl+C/V)?さまざまなアクションを呼び出せるWindowsボタン?起動アプリケーションのフォーカスを呼び出すAlt+Tab?FirefoxアドオンでGoogleページ翻訳を行うAlt+G?同じくVimライクなブラウジングをはじめる起点となるアドオンTriductyのコマンドモード「:」などなど。よく使う機能を割り当ててみたが、もっとも頻繁に使うのは・・・・よくよく検証してみると意外にもIMEのオンオフを制御するキーだった。
テキストエディターでの日本語での文字のアウトプットはもちろん、ブラウザでの半角でのURL入力、SaaSやクラウド利用時の日本語/英語と頻繁に使っているにも関わらず、あまり意識しておらず全角/半角をよく間違えて最初の一文字を入力している。
半角/全角キー、無変換、変換、カタカナキーと手元に近い重要なポジションを陣取るが、そもそも筆者の場合、入力確定した文字を再変換する「変換」キーは使わないし、かたかなローマ字キーもほとんど使わない。タスクバーにあるIMEを右クリックし、設定から「キーとタッチのカスタマイズ」で無変換キーに"IME-オン/オフ"を割り当てておけば、このボタンを押すだけでほとんど問題無い。
そして、これを押しやすい中央の下部に位置する「4」番に設定する。ブラウザのURL入力であろうがテキストエディターであろうが、入力する際にはマウス横のこのボタンを押すだけである。尖っているがあまり使わない機能を設定しても満足感は得られるのだが、頻繁に使う機能は格別だ。ちなみに現在の筆者のFirefox中心のマシンにおける設定項目は以下のようになる。