Microsoftは2025年2月21日(米国時間)、「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 22635.4950 (Beta Channel)|Windows Insider Blog」において、Windows 11のスタートメニューを刷新すると発表した。
新しいスタートメニュー
新しいスタートメニューは「Windows Insider Program」のベータチャネルからリリースされたWindows 11ビルド22635.4950(KB5052078)に導入された。発表によると、スタートメニューの「すべて」ページに新しく「グリッドビュー」および「カテゴリービュー」を導入し、ユーザーによる表示形式の選択を可能にする。
これらはスタートメニューのトップページを変更するものではない。「すべて」ボタン選択後に表示されるアプリ一覧のレイアウトを変更する機能となる。グリッドビューの例ではアルファベット順にアプリ一覧を表示する様子が示されている。
カテゴリービューはモバイルデバイスのホーム画面を意識した表示となる。アプリはカテゴリー別にグループ化され、使用頻度順に表示される。
その他の注目される新機能
Windows 11ビルド22635.4950(KB5052078)にはこの他にも新機能の追加、改善が行われている。注目される新機能は次のとおり。
- ドラッグトレイ機能の追加。エクスプローラーおよびデスクトップからローカルファイルをドラッグすると、画面上部にトレイが表示され、アプリや共有にドロップすることができる
- 日本ユーザー向けに設定アプリの氏名の表示順序を、「名 姓」から「姓 名」に変更する
これら新機能の多くは「制御された機能ロールアウト(CFR: Control Feature Rollout)」を利用して展開される。すべてのチャネルユーザーに展開する前に、フィードバックを確認しながら時間をかけて段階的に展開される。そのため、アップデート後すぐに利用できるとは限らない。
Microsoftは不具合の発見、改善等の意見があるユーザーに対し、フィードバックHubを通じて報告してほしいと呼びかけている。