三井住友フィナンシャルグループ、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険、サイリーグホールディングス、イー・ガーディアンは2月17日、株主間契約を2月4日に締結し、企業のサイバーセキュリティ対策を支援するSMBCサイバーフロントを2月17日に設立したことを発表した。

同社は主に日本国内の中堅・中小企業を対象にサイバーセキュリティ対策を支援するという。なお、サービス提供を含む本格的な営業活動は4月から順次開始する予定。将来的には伴走型の支援サービスに加え、経営層および従業員向けのセキュリティ教育・研修や大企業と連携したサプライチェーン対策支援などサービス拡充を検討する。

中長期目線でのコンサルティングサービス

SMBCサイバーフロントが提供する一つ目のサービスは、中長期目線での定期的なコンサルティングサービス。これにより、伴走型でサイバーセキュリティ対策を支援する。特に中堅・中小企業において不足傾向にあるサイバーセキュリティ対策の専門人材を補完するため、企業のサイバーセキュリティ対策に関する課題や悩みをヒアリングし、取り組むべき対応方針の相談などに応じる。

具体的なソリューションの提案

他にも、定期的なコンサルティングサービスの過程で顕在化した中堅・中小企業の具体的な課題に対して、提携する各社の知見を活用して適切なソリューションを提案する。顧客の視点に立ち複数のソリューションを比較検討しながら適切な対策を提案するとのことだ。