オクトパスエナジーは1月30日、EV/PHEV向けの電気料金プラン「EVオクトパス」の提供エリアを全国に拡大すると発表(沖縄県を除く)。料金体系も変更し、新たに1日を通して電力単価が最安となる昼間の2時間(11時~13時)を追加しており、東京電力エリアでは基本料金10Aにつき9.7円/日となる。
EVオクトパスは、EV(電気自動車)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の利用者を対象とする電気料金プランとして、東京電力エリア限定で2022年8月にサービス開始。今回、沖縄県を除く全国エリアへと提供範囲を拡げ、料金体系にも変更を加えたかたちだ。
料金については、安価な電力単価を適用する深夜の時間帯を、2時間から4時間(深夜1時〜朝5時)に拡大。さらに、1日の中で最も安い電力単価を適用する昼間の2時間(11~13時)を新たに追加した。
同社では、自動車の充電による電力需要を昼間にシフトするため、昼間に自動車を使わないユーザーにはその時間帯に充電するように案内。昼間に多く発電される太陽光発電を最大限に活用することにより、電力の需給バランスの改善と再生可能エネルギーのさらなる普及推進に寄与するとしている。