高いパフォーマンスを誇ると話題の中国初のAI「DeepSeek」がサイバー攻撃を受けている模様だ。現在、DeepSeekのサイトにアクセスすると「大規模な悪意ある攻撃のため、登録を制限中」と警告が出ている。
DDoS攻撃か?
1月20日に公開した最新の「V3」モデルで米国のテック業界を賑わせているDeepSeek。DeepSeekは米国のAppStoreで、OpenAIの「ChatGPT」を抑えて首位となるなど、そのインパクトは大きい。株価にも影響しており、NVIDIA、AMD、Oracleなどのハイテク株の株価は軒並み下がっている。
そんな中、DeepSeekが攻撃を受けているという。現在、サイトにアクセスすると、「大規模な悪意ある攻撃のため、登録が混雑している可能性があります。しばらく待ってから再度お試しください。登録ユーザーは正常にログインできます」とあり、新規登録を制限している状態だ。
DDoS攻撃と思われる攻撃について、詳細は明記していない。既存ユーザーは影響なく利用できる。DeepSeekはV3のローンチ後に、マルチモーダルの「Janus-Pro」もリリースするなど快進撃を続けている。