福井銀行とNTT西日本は1月23日、両社が有する業務分野の特性を生かし地域社会や経済の持続的な発展に貢献するため、連携協定を締結したことを発表した。
背景・目的
福井県においては、人口減少などの環境変化が厳しさを増していることに加え、北陸新幹線開業効果の継続、脱炭素推進、セキュリティ強化など、さまざまな課題が山積しており、解決手段の一つとしてDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まっている。
このような背景のもと、金融サービスを中心に顧客の課題解決に向けた地域密着型コンサルティングを提供する福井銀行と、社会の課題解決に貢献するためICTソリューションを提供するNTT西日本が、お互いの強みを生かすことで、DX加速の一翼を担い、地域創生へ貢献していくことを目的に連携協定の締結した。
連携協定内容
両者は協定の下、「ICTソリューションの調査検討」「その他、地域社会・経済の発展に資するビジネスの調査検討」の2点に取り組む。
今後、福井銀行はNTT西日本と連携し、コンサルティングを通じて地域や企業が抱えるさまざまな課題の解決を行うとともに、地域内で生み出された価値が循環し続ける未来の実現を目指す。
NTT西日本は、福井銀行と連携することで、顧客に適したICTソリューションを提供するとともに、新たな付加価値の提案により地域の発展に貢献したい考え。