富士通クライアントコンピューティングは1月16日、PCのブランド「FMV」をリニューアルし、Copilot+ PCを含む2025年春モデル3シリーズ7機種を発表を発表した。新製品は1月17日より提供が開始される。
FMVの新たなブランドコンセプトとロゴ
1993年以来、FMVブランドの下、約30年間製品が提供されてきた。そうした中、オンラインによる仕事や授業、行政サービスが普及するなど、社会は大きく変化し、PCは日本の暮らしや働き方に欠かせない大切なツールへと進化したことから、FMVも進化の時だとして、ブランドリニューアルを行ったという。
新ブランドでは、これまで大切にしてきた、顧客に寄り添う気持ちはそのままに、「シンプルで分かりやすいこと」「時代に合った価値観であること」「日本のお客様を見つめ、コンピューティングテクノロジーで日本の暮らしを応援すること」を目指し、進化を図る。
誠実に、時間の経過に影響されず常に新鮮さや快適さを提供し続ける意志を込め、新たなブランドロゴは明瞭にFMVの3文字を示す均整のとれたデザインへ刷新し、ブランドのテーマカラーを白と黒とした。
FMVブランドリニューアルの象徴「FMV Note C」
FMVブランドリニューアルの象徴として「FMV Note C」が発表された。同製品は若年層の感性とニーズを徹底的に反映したPCで、若い世代の社員が中心となり、PCに求められる全ての要素をゼロから見直し、若年層が「本当にほしいもの」を形にしたという。
「FMV Note C」の外観デザインは余計なノイズとなる要素を徹底的にそぎ落とし、シンプルな造形にし、開けるたびに気分が上がるバイカラーデザインを採用。時間を効率的に使うためのAI機能を搭載したFMVのオリジナルアプリも搭載している。
Copilot+ PCを含む2025年春モデル
同日、Copilot+ PCを含む2025年春モデルも発表された。
例えば、FMV初のCopilot+ PCとなる「FMV Note U」は、最新のインテル Core Ultra プロセッサー(Core Ultra 7 プロセッサー 258V)を搭載。AIが自動で顔を認識し自然なバーチャルメイクを施してくれるFMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore」は、新機能の「3D照明」やWindows Studio Effect機能と連携し、NPUを効率よく活用することで快適なコミュニケーション環境を提供する。
そのほか、27.0型と23.8型ワイド液晶を搭載した一体型デスクトップの「FMV Desktop F」、分離型デスクトップ「DHシリーズ」や2 in 1コンバーチブルノート「QHシリーズ」の新機種が発表された。