Amazonは12月10日、自動車のECサービス「Amazon Autos」を発表した。まずはHyundai(現代自動車)から取り扱いをスタートし、その後は他の自動車メーカーにも拡大する予定だ。

メーカーのラインアップ拡充や都市の拡大を予定

Amazon Autosは新車の検索、注文、ローン契約、納車予約をAmazon上で行うことができるサービス。注文した自動車は地元の提携ディーラーから届くという仕組みだ。

ユーザーはモデル、色、特徴などから車種を絞り込み、ローン契約、電子署名などを経て発注するまでを、数クリックで行うことができるとしている。下取りもサポートしており、自動車の状態などの質問に回答することで査定ができる。

当面は、独占的なローンチパートナーとしてHyundaiの新車で利用できるが、他の自動車メーカーも拡充する。Amazon Autosはニューヨーク、ボストン、ロサンゼルスなど米国の48都市で開始し、その後は他地域にも拡大を予定している。

Amazonは以前から自動車販売サービスを提供する意向を明らかにしていた。米国ではECでの自動車販売は、中古車ではいくつかサービスがあるものの、新車の取り扱いについては少ない、とTech Crunchは報じている。