TISインテックグループのインテックは12月9日、PROTOが提供するAIが搭載された「双方向型ホログラフィック通信プラットフォーム」を利用した、接客ソリューションの事業性検証に着手したことを発表した。実証実験の第一弾として同日から山形銀行の山辺支店に卓上型筐体「M」を設置し、ホログラム技術を使ったAIアバター行員による接客の実証実験を開始する。

  • ホログラムによるAIアバター

    ホログラムによるAIアバター

実証実験の概要

インテックは2022年からホログラム技術に着目し、離れた場所でもまるで本人が目の前にいるかのような臨場感を体験できるホログラフィック通信を活用した接客業務や、新たなユーザー体験の実現を目的に研究してきたという。今回は、接客サービスの向上を目指す山形銀行において、ホログラム技術を利用した価値提供が可能かを検討する。

実証では、山形銀行山辺支店にPROTOの「M」機器を設置し、来店客にAIアバター行員が商品や手続き方法について情報を提供する。タッチパネル操作履歴から来店客の利用状況をインテックが分析し、サービス向上のための改善につなげる。

実施期間は2024年12月9日~2025年2月28日。AIアバター行員はNISA、WEB完結型ローン、おうちでできる銀行手続き、オンライン相談、お客さまの声(アンケート)について案内する。AIアバターの接客に興味・関心をひかれたか、AIアバターの接客による来店客の行動から今後の営業施策の検討ができるかを確認する。

双方向型ホログラフィック通信プラットフォーム

PROTOの双方向型ホログラフィック通信プラットフォームは、忠実度の高いスピーカー、4Kビデオ、タッチスクリーンにより、まるで同じ部屋にいるかのように対話ができ、リアルな存在感を提供する次世代遠隔コミュニケーションサービス。

縦190センチのディスプレイを有する「EPIC」、および、小型卓上サイズの「M」は、どちらもゴーグルやヘッドセットなしで映像をホログラム風に立体視できることから、遠隔対話や没入型エンターテインメント、教育、小売などでの活用が期待される。