リコーは12月4日、クラウド型サイネージ配信サービス「RICOH Digital Signage(リコーデジタルサイネージ)」の新サービスとして、PCやスマートフォンからデジタルサイネージを視聴できるバーチャルサイネージサービスを12月11日より提供開始することを発表した。
新サービスの利用により、社員がPCやスマートフォンなどの個人の端末からデジタルサイネージを視聴できるようになる。オフィス内でのデジタルサイネージは在宅勤務中や外出中の社員に対する情報提供が困難とされるが、同サービスではバーチャルサイネージ用のURLを任意のWebサイトに埋め込むことで配信設定できる。
例として、社内ポータルサイトにバーチャルサイネージを埋め込むだけで、既存のポータルサイトやデジタルサイネージコンテンツを活用し情報を発信できる。また、バーチャルサイネージのコンテンツから特定のページへ遷移し、詳細の確認も可能。
オフィスに設置するデジタルサイネージと同じ管理画面で配信設定ができるため、管理者に業務負荷をかけることなく、コンテンツの更新作業が行える。国内市場において販売・サポートを担うリコージャパンが提案するワークスタイルのコンセプト「RICOH Smart Huddle」を構成するサービスであり、「好きな場所で快適に働ける」環境構築を支援する。