メルカリは11月22日、同社が提供するスポットワークサービス「メルカリ ハロ」の求人審査および求人掲載後に内容更新をされた際の再審査、求人監視について、今後さらに審査・監視体制を強化していくと発表した。
メルカリ ハロでは専門スタッフが社内で設けた基準に則り求人の内容を確認している。疑義があるものについては掲載を保留し求人者への確認を行い、トラブルの未然防止につなげている。
具体的には、新規に掲載されるすべての求人の掲載前に審査し、すでに掲載されているすべての求人については内容更新時に再審査を行っている。また、専門スタッフとシステムの組み合わせによって24時間365日不正な求人を検知しているとのこと。
同社は今後、2024年内をめどにAIを活用した検知システムを構築する予定。これまで以上に安心安全な利用環境を構築することを目指す。
メルカリは3月にメルカリ ハロの提供を1都3県で開始し、登録者数はサービス提供開始から7カ月で800万人を突破した。メルカリ ハロは、月間2000万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」内で求人を検索できる。メルカリで本人確認・銀行口座を登録済みの18歳以上のユーザーは、面接・履歴書不要で、最短1時間から働ける。
同社は、万が一、違法・有害な業務等の不適切な求人を検知した場合には、関係当局や警察などとも連携し、捜査に全面的に協力していく考えだ。