電通デジタルは11月20日、対話型AIによる顧客接点の高度化や業務効率化を支援するソリューション「∞AI Chat」において、トレジャーデータが提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)ソリューション「Treasure Data CDP」との連携が可能になったと発表した。
「∞AI Chat」とは
「∞AI」は、AI活用によって企業の次世代マーケティング活動支援を総合的に行うサービスブランド。「∞AI Chat」に加えて、「∞AI Ads」「∞AI Chat for Sales」「∞AI Contents」の3つのソリューションを提供している。
「∞AI Chat」は、企業の独自データを用い、貴社顧客に最適な人格・立ち位置の存在をChat AIとしてシンプルに構築するソリューション。
アップロード/クローリングされたデータはAI用に最適化され、パーソナライズされたQ&Aを提供する。チャットAIは、WebサイトやLINEなど、さまざまなユーザーインタフェースに接続して活用できる。
「∞AI Chat」と「Treasure Data CDP」の連携がもたらすメリット
「∞AI Chat」と「Treasure Data CDP」が連携することで、対話型AIの発話内容における個別最適化を実現する。
顧客との過去の会話ログや購買履歴など、「Treasure Data CDP」に蓄積されたパーソナルデータをAIに連携させることにより、顧客の状況に応じた最適なリコメンデーションを行うことで、購買促進や離反防止につなげる。
顧客はストレスのないシームレスな体験を享受でき、また、企業は自動化による業務効率化と顧客満足度の向上を実現できる。
AI利活用に向けたCDP構築プログラム「CDP Growth Package」を活用することで、迅速な対応が可能。同プログラムは、AI利活用に関わるユースケースを限定することで、導入に関わる期間を最大3分の1、コストを最大10分の1まで圧縮できるという。