楽天と電通、没入体験楽しめるデジタル上の「おうちで商店街」提供 期間限定公開、30店舗が参画

楽天グループと電通は10月7日、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」において、没入体験が楽しめるデジタル商店街「おうちで商店街 Powered by Rakuten(おうち商店街)」を公開した。地域経済の活性化を目指し、実際に商店街を歩いているような没入感のある買い物体験を提供する。

楽天グループと電通は、「デジタルの日」の10月7日から11月15日の期間限定で、「楽天市場」内に特設サイト「おうちで商店街」を提供する。

地域経済の活性化を目的として、楽天グループと電通が共同で開発した「おうちで商店街」は、全国の「楽天市場」出店店舗30店舗が参画し、各店舗やおすすめ商品の特長などを紹介する。

ユーザーは、「おうちで商店街」サイト上でスクロールすると、各店舗の店長やおすすめ商品の情報を見ることができ、実際に商店街を歩いているような没入感のある買い物体験を楽しめる。また、「楽天市場」の商品ページに遷移して、気に入った商品を購入することも可能だ。

楽天グループは、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」を企業理念に掲げ、1997年にインターネット・ショッピングモール「楽天市場」を開設。「おうちで商店街 Powered by Rakuten」を通して、「楽天市場」の出店店舗の個性や魅力を発信することで、出店店舗の発展、地域課題の解決に貢献する考えを示した。

一方、電通は、広告コミュニケーションだけでなく、顧客体験の向上をさまざまなソリューションやクリエイティブを通じて支援し、企業のマーケティング変革に伴走するとしている。

両社は、今後もデジタル技術を活用し、地域の発展に寄与するとともに、新しい顧客体験の提供を目指す。