マクアケ、リアルイベント『推しコマース東京』に約1600人来場 「ファン」「実行者同士」2つの交流促進

応援購入サービス「Makuake」を展開するマクアケは9月14〜16日、東急プラザ表参道「オモカド」5階のコミュニティ型商店街「LOCUL」において、買い物イベント「OC TOKYO -推しコマース東京-」を開催した。

同13日にはメディアと「Makuake」のサポーターを招いた事前内覧会を開催した。合計4日間で合計約1600人が来場し、「Makuake」の実行者とサポーターが深く交流できる場を実現した。

▲4日間で計約1600人が来場し会場は賑わう

13日のメディア内覧会では、マクアケの坊垣佳奈取締役/共同創業者が登壇し、「推しコマース東京」を開催した背景や、「推しコマース東京」と名付けた理由などを説明した。

「推しコマース東京」には、「Makuake」で実績を上げた13の実行者が出店した。合計で3億円以上の応援購入額を集めたクリエイター向け商品の「ハンドモデル」を販売する壽屋や、レザースニーカーブランド「brightway」を展開するインターナショナルシューズなどが出店した。

壽屋の担当者は「当社はECサイトと実店舗で商品を販売しているが、今回『推しコマース東京』への出店を通じて、顧客が商品についてどう思っているのか、次どのような商品を欲しているのかなど、会話を通じて声を集めることができたらと思う」と話した。

マクアケからも、「来場者からはもともと、『商品や実行者を知っていたが、直接作り手に会い、なぜ作ったのかなどの思いを聞くことでファンになった』などの声が聞かれた。実行者からは、『普段、直接購入者とコミュニケーションする機会は少ないため、今回のような機会で話せたのは貴重』という声を寄せられた。特にインターナショナルシューズの上田さんなどからは、イベント内のファンミーティングで商品に対する要望などが上がったりしたので、次の商品開発のヒントになったなどの声もあった。また、それ以外にも実行者さん同士の情報交換から新たなプロジェクトが生まれそうな萌芽を感じた」(PR部 高野翔一氏)と話す。

▲実行者とサポーターが交流

今回の来場者数については想定通りだいう。

「もともと若年層やインバウンドの往来が多いエリアのため、、これまで『Makuake』を知らなかった人たちにも知っていただくきっかけになったと思っている」(同)と手応えを語る。

今後の展望については、「当社として伝えたいことをコンセプトから設計した結果、今回は『推し』をテーマにした。まだ次回開催については未定だが、リアルイベントの開催は当社としても大事だと捉えているため、何某かの形では実施していくと思う」(同)と話す。