パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は9月4日、2024年9月から2025年6月まで、米国マサチューセッツ州にある私立Saint Agnes Schoolで、K-8th(幼稚園から8年生)を対象とした1年間のSTEAM(科学、技術、工学、アート、数学)授業を実施すると発表した。STEAM教育市場の本場である北米アメリカにて1年間にわたる初の長期実施で、事業可能性の探索と検証を行う。
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IoTトースターを使った授業の様子
授業では、パナソニックHDが独自に開発したカリキュラムを導入し、プログラミング可能なIoTトースターやIoT照明などの最新IoTデバイスを活用する。生徒たちは実践的な方法でSTEAM教育を受けられる。
例えば、プログラミング可能なIoTトースターを使ったクッキー作りの新しい授業では、子どもたちの理想のクッキーを目指して温度や時間やヒーターをプログラミングで制御しながら、試行錯誤によって調理に関わる化学や生物学の知識を学ぶ。料理や照明など、生活と密着したカリキュラムのため、知識の必要性や探求のモチベーションを高めることができるとのこと。
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IoT照明を使った授業の様子
