スーツに見える作業着「WWS」、累計販売数が30万着突破 売上も17カ月連続で前年同月超え

オアシスライフスタイルグループはこのほど、作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS/ダブリューダブリューエス」において、計販売数が30万着を突破したと発表した。売り上げも17カ月連続前年同月超えを達成した。

オアシスライフスタイルグループが企画・販売する「WWS/ダブリューダブリューエス」は、当時自社が運営していた水道工事業の作業員用ユニフォームとして誕生。2018年3月より販売を開始し、機能性とファッション性を両立させたスーツに見える作業着を筆頭に、作業からデスクワーク、プライベートまで、シーン問わず着用できる、高機能かつシンプルなデザインを追求したボーダレスウェアを展開している。

自社開発素材「ultimex/アルティメックス」を用い、ストレッチ、速乾・撥水、水洗い可、イージーケアなどの機能性を備える。自宅で簡単に洗える点や、軽く着心地が良い点が好評を博し、リピート率はアパレル平均2倍以上となる75%と、作業着としてだけでなく、多くのビジネスパーソンに支持されている。

「WWS」開発当時の2016年、グループ会社だった水道工事業の属する業界は、人手不足と就業者数における若年齢層の減少が深刻化し、オアシスライフスタイルグループにおいても若手の採用に苦戦していた。そこで創立10周年プロジェクトとして、業界のマイナスイメージを一変できるような“新しい作業着”の製作に着手したことが始まりだった。若手社員から寄せられた「仕事終わりは必ず着替える」「作業着で出勤するのは恥ずかしい」という意見から、“仕事終わりにそのままデートに行ける作業着”というコンセプトを設定、「スーツに見える作業着」が誕生した。

このほど、ブランド開始6年半で累計販売数30万着を突破した。さらに2023年3月以降の売上は、17カ月連続で前年超えと好調で、2024年3月~8月の売上は前年同期比121%を達成した。

今年度は過去最高売上を目指すとし、来年度には4年ぶりとなる常設店舗のオープンを予定している。