BEENOS、「メルカリ」と「US版メルカリ」の連携支援 スムーズな取引を支援

越境ECを通じて日本企業の海外進出を支援するBEENOSは8月2日、メルカリが運営するフリマアプリ「メルカリ」において、「US版メルカリ」との連携のサポートを開始した。「US版メルカリ」の日本の「メルカリ」商品の購入サポート、海外発送、カスタマーサポートを担い、日米のメルカリ利用者のスムーズな取引を支援する。

BEENOSグループは、モノ・人・情報を「日本から海外」「海外から日本」へ双方向につなぐビジネス展開を強みとし、言語・決済・物流という越境ECのハードルを一気通貫で解決することで、ECを通じた日本企業の海外展開を支援、促進している。

このほど、メルカリが運営するフリマアプリ「メルカリ」と「US版メルカリ」との連携においてサポートを開始した。

「US版メルカリ」の利用者が購入した日本の「メルカリ」の商品の購入手続き、海外発送、カスタマーサポート対応をBEENOSグループが担う。これにより日本の「メルカリ」の利用者は、アメリカへの販売にあたり、特別な手続きや対応は必要なく、購入された商品を指定の国内倉庫に送るだけで、月間数百万人を超える「US版メルカリ」の利用者に対し、販売が可能となる。国内倉庫に届いた品は、BEENOSが検品や梱包を行い、「US版メルカリ」の購入者に発送する。

アメリカのリセール市場は、2030年までに3539億ドルに到達すると予想されている。今回の連携により、リセール品への親和性や購入意欲の高いアメリカの利用者との接点の拡大し、「メルカリ」の国内出品者の販売機会の増大を図った。

一方、「US版メルカリ」の利用者は、人気の高い「おもちゃ・ホビー・グッズ」と「ファッション」カテゴリを中心に、日本の出品者からの幅広いカテゴリの商品を通常の買い物と同じように容易に購入できる。

BEENOSは、「メルカリ」と2019年11月に連携を開始し、BEENOSの完全子会社が運営する越境EC購入サポートサービス「Buyee」により、日本発の独自性や品質に優れたリユース商材を求める100以上の国・地域の顧客に商品を届けているほか、海外マーケットプレイスへの連携支援も行っている。

BEENOSグループは越境EC支援実績と、15年以上の経験により商品を素早く、正確に、安全に海外の顧客に届けるオペレーション能力を有する。加えて海外の消費者の購入障壁を下げるため独自の国際配送プランの開発を続けている。今回の取り組みでは、こうした強みを活かして購入サポート、海外発送、カスタマーサポートを行い、日米のメルカリ利用者のスムーズな取引をサポートする。

アメリカは、BEENOSグループの提供する越境ECサービスにおいても、最も利用者の多い国であり、日本からアメリカに向けた流通の拡大によって、同地域に向けたさらなるサービスの拡充を図り、アメリカから商品購入を行う全ての利用者の利便性向上にも努める考えを示した。

BEENOSは、今後も優れた日本のコンテンツ・商品を世界に拡げ、市場成長への貢献を目指す。