ギフトパッド、次世代アンテナショップを「KITTE大阪」に開設 DX体験ショールーム機能も

デジタル地域通貨アプリ「region PAY」を運営するギフトパッドは7月31日、JR大阪駅直結の新商業施設「KITTE大阪」において、初の実店舗となる次世代アンテナショップ&DX体験ショールーム「Giftpad space~日本の魅力をつむぐ~」をオープンした。日本全国の特産品や地域の魅力を紹介し、地方自治体の観光喚起施策だけでなく、さまざまな課題解決を提案していく。

ギフトパッドは、自治体や企業が利用可能な地域や店舗を限定して、ユーザーにポイント付与などを行うことができるデジタル地域通貨プラットフォームアプリ「region PAY」を提供している。利用域を限定できる機能を活用したキャンペーンや消費喚起策により地域経済の活性化に貢献できるほか、アプリのユーザー属性情報やクーポン発行情報、決済情報等のデータの提供により、マーケティングや新たな施策に活用できる。

このほど、JR大阪駅直結の新商業施設「KITTE大阪」の2Fに、実店舗の次世代アンテナショップ&DX体験ショールーム「Giftpad space~日本の魅力をつむぐ~」をオープンした。

日本が誇る和の温かみとデジタルの先進性を融合した空間で、日本全国の特産品や地域の魅力を紹介。大阪から日本各地をデジタルでつなぐ新感覚のアンテナショップとしての側面に加え、自治体や企業がDXを体験できるスペースを設置し、「region PAY」アプリやその他のギフトパッドサービスを実際に体験できるという特徴も備える。

デジタル技術(小型AIカメラ)の利用により、出店者は来店属性データ等の受け取ることができ、ECサイトのようにマーケティングしながら出店が可能。新しい顧客を獲得できる場として活用できる。

企業の経営課題の解決や地域の活性化を貢献するリレーションプラットフォームを運営するギフトパッドにとって、実店舗は初の試みとなり、地方自治体の観光喚起施策だけでなく、さまざまな課題解決を提案していくとしている。

「KITTE大阪」の2Fは、フロア名称を「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽんめぐり)」とし、物産や観光を中心に地域の魅力を集め、訪れた人が日本の良さをリアルで発見・再認識できる場所を目指している。ギフトパッドがデジタル地域通貨アプリ「region PAY」サービスを通して、観光喚起や地域活性施策で多くの自治体を支援してきたことから今回の出店が可能になったとしている。