モノタロウ、ヤマト運輸と連携 配送通知メールから受取方法・日時変更可能な対象顧客を拡大

MonotaROは8月7日、現場を支えるネットストア「モノタロウ」において、ヤマト運輸と連携し、配送予定通知メールから荷物の受け取り方法・日時の指定可能な対象顧客を拡大した。ヤマト運輸への会員登録がなくても、モノタロウにメールアドレスを登録しているだけで配送予定通知から変更を実施できる。受け取り日時の調整を容易にすることで、さまざまな産業の顧客の「調達の効率化」に貢献を目指す。

MonotaROは、切削工具や研磨材などの工業用資材から自動車関連商品や工事用品、事務用品に至るまで、現場・工場で必要とされる 2,299万点の間接資材を取り扱っている。

このほど、ネットストア「モノタロウ」において、ヤマト運輸と配送関連システムを連携し、出荷後の荷物の受け取り方法・日時の変更が可能な対象を拡大する。

従来は、出荷後の荷物の受け取り方法・日時を変更する場合、ヤマト運輸の会員サービスへの登録が必要だったが、今回の連携により、モノタロウにメールアドレスを登録している顧客は、ヤマト運輸の会員サービスに未登録でも出荷後の荷物の受け取り方法・日時の変更が可能となる。

対象の荷物が「宅急便」や「EAZY(イージー)」で配送される場合、出荷後にヤマト運輸から送信される「お届け予定通知メール」に記載されたリンクをクリックし、ヤマト運輸のWebサイトで受け取り方法・日時を変更できる。

これにより顧客は、自身の都合に合わせた日時での受け取りに加え、ヤマト運輸の営業所、コンビニ、街の宅配便ロッカーなど、多様な受け取り方法が選択可能になる。受け取り日時の調整が容易になることで、再配達を予防し、配達ドライバーの業務負担の軽減にも貢献する。

MonotaROは、これからもさまざまな産業の顧客の「調達の効率化」に貢献し、さらなる利便性向上のために新サービスの開発や拡充に取り組んでいくとし、多くの顧客の「仕事がはかどる」に貢献し、その結果生まれる「使える時間」が、生産性の向上や新技術の開発、新ビジネスの創造といった事業発展につながることを目指す考えを示した。