Microsoftは現地時間2024年8月1日、今秋にWindows Appを更新する旨を公式ブログで報告した。Windows AppはAzure Virtual DesktopやWindows 365、Microsoft Dev Boxなどにリモート接続するゲートウェイアプリケーション。Windows標準アプリケーションの「リモートデスクトップ接続」も使用できるが、Windows AppはUSBリダイレクト機能や多要素認証による業務環境をクラウド上に構築できる。
前述のとおりWindows Appはリリース済みだが、Microsoft Storeから入手できる最新版では、トグル式のプレビュースイッチを用意して、プレビュー版Windows Appが使用可能。なお、既存のWindows 365 Appsを置き換える。Windows Appの更新は多岐にわたり、Web版やiOSおよびmacOS版、Android版で適用する予定だ。Microsoftはアクセス元を問わずに統一したUXと各機能を提供するため、Windows Appの更新に取り組んできたのだろう。業務でWindows 365やAzure Virtual Desktop、社内のリモートデスクトップサービスを使用する方は本更新に注目してほしい。