オカムラ、海外の内装設計会社を買収 現地に適した商品を開発

オフィス向けの家具などをECで販売するオカムラは7月16日、中国・シンガポール・フィリピンにおいてオフィスの設計や内装工事を行うDB&B Holdings Pte.Ltd社(以下DB&B社)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。現地に適した商品を開発し、海外展開を強化するのが狙いだ。

 

オカムラは中期経営計画において「市場に根ざした海外事業の展開」を掲げている。北米、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN、アセアン)を重要市場と捉え、現地の有力企業との提携・M&Aを行い、市場に根ざした事業の展開に注力している。

 

DB&B社を子会社化することで、中国・アセアン市場におけるオフィス家具のニーズも把握できる。現地のニーズをもとに、中国・アセアン市場で支持される商品を開発し、海外事業の強化につなげていく。