Appleは7月29日(米国時間)、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Apple Vision Proなど複数の製品に複数の脆弱性が存在するとし、アップデートの配信を開始した。修正対象となっている脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

  • About the security content of iOS 17.6 and iPadOS 17.6 - Apple Support

    About the security content of iOS 17.6 and iPadOS 17.6 - Apple Support

対象製品

セキュリティアップデートの対象となっている製品は次のとおり。

  • iPhone XSおよびこれ以降のモデル
  • iPhone X
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 7のすべてのモデル
  • iPhone 6sのすべてのモデル
  • iPhone SE第1世代
  • iPad第5世代およびこれ以降のモデル
  • iPad Pro 13-inch
  • iPad Pro 12.9-inch第1世代およびこれ以降のモデル
  • iPad Pro 11-inch第1世代およびこれ以降のモデル
  • iPad Pro 10.5-inch
  • iPad Pro 9.7-inch
  • iPad Air第3世代およびこれ以降のモデル
  • iPad Air 2
  • iPad mini第4世代およびこれ以降のモデル
  • iPad第6世代およびこれ以降のモデル
  • iPod touch第7世代
  • macOS Sonoma
  • macOS Ventura
  • macOS Monterey
  • Apple Watch Series 4およびこれ以降のモデル
  • Apple TV HD
  • Apple TV 4Kのすべてのモデル
  • Apple Vision Pro

更新情報

セキュリティアップデート適用後のオペレーティングシステムおよびバージョンは次のとおり。

  • iOS 17.6
  • iOS 16.7.9
  • iOS 15.8.3
  • iPadOS 17.6
  • iPadOS 16.7.9
  • iPadOS 15.8.3
  • macOS Sonoma 14.6
  • macOS Ventura 13.6.8
  • macOS Monterey 12.7.6
  • Safari 17.6
  • watchOS 10.6
  • tvOS 17.6
  • visionOS 1.3

今回のセキュリティアップデートには合計77件の脆弱性に対する修正と重要なバグの修正が含まれ、すべてのユーザーに適用が推奨されている。日本はiPhoneを含むAppleプロダクトのシェアが高いため、多くのユーザーがこれら脆弱性の影響を受ける可能性がある。該当する製品を使用している場合は、速やかにアップデートを適用することが望まれる。