【モデルのゆうちゃみが「わたしと生理」語る】mederi、「低用量ピルで生理ケアの日」を制定

オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」を展開するmederiはこのほど、7月28日を「低用量ピルで生理ケアの日」と定め、その制定を記念した記者発表会を開催した。産婦人科医とモデルのゆうちゃみさんをゲストに招き、生理ケアと低用量ピルについて正しい知識を伝えるとともに、「わたしと生理」と題したトークショーを展開。生理ケアにおける低用量ピル服用への理解を広げるための取り組みを推進する。

【<写真5点>発表会に登壇したゆうちゃみさんのカットはこちら】

mederiは、すべての女性が自分の体のことをきちんと知り、安心、安全を追い求めながら心と体のバランスを整えるためのサービスを提供するフェムテックカンパニー。スマホから簡単に受信できるオンラインピル診療サービス「mederi Pill」を展開している。

このほど、日本記念日協会の正式認定を受け、7月28日を「低用量ピルで生理ケアの日」に制定した。

低用量ピルの多くが1シート28錠、7日間ごとに錠剤が配置されており、毎日1錠ずつ服用することになぞらえて、7月28日を「低用量ピルで生理ケアの日」に制定したとし、毎月28日に、女性自身とその家族・パートナー・友人がともに心身の健康と生理ケアについて考える機会の創出を目指し、イベントやSNSなどでのさまざまな啓蒙活動に取り組むとしている。

今回のプロジェクトの始動にあたり、7月23日に記者発表会を実施し、その様子をレポートした。プロジェクトの取り組みとして、期間限定で「mederi」オリジナルのカフェドリンクを展開予定の「TAILORED CAFE SHIBUYA」にて開催した同会は、第1部では生理ケアとしての低用量ピルの実態と、国内での服用状況を専門家から解説。第2部では、モデルのゆうちゃみさんをゲストに迎えて「わたしと生理」をテーマにトークセッションを展開した。

第1部の冒頭では、産婦人科医師 慶應義塾大学 名誉教授である吉村泰典氏が、「生理ケアの重要性と低用量ピルの役割」と題し、晩婚・晩産化により、現代女性の月経回数が昔と比べて約9倍ほど増えている実態や、月経にさらされることによって引き起こされる代表的な疾患である「子宮内膜症」の総患者数が増加していることを解説。

▲産婦人科医師 慶應義塾大学 名誉教授 吉村泰典先生

産婦人科医としての長年の経験からも推奨している低用量ピルの効果・効能に加えて、さまざまな死亡リスクの中でも低用量ピル服用に起因して死亡するリスクはごくわずかである点も紹介した。

また、2019年発表されたデータによると日本全体で3%程度だった低用量ピルの服用率が、2022年にmederiが外部機関を通じて全国の18~39歳の女性を対象に実施した独自調査では10%程度まで上昇していることにも言及。

背景には、女性の社会進出とそのさらなる促進や、オンライン診療の規制緩和により、低用量ピル処方の社会的ハードルが下がったことが考えられるとし、吉村氏は「低用量ピルの服用による月経コントロールを行えば、女性のQOLが必ず上がります。 ぜひ皆様には女性が生きていく上で、低用量ピルが非常に有効なお薬だということを知っていただきたい」と締めくくった。

続いてmederi 代表取締役 坂梨亜里咲氏が、オンラインピル診療の実態、並びに「低用量ピルで生理ケアの日」記念日制定について発表した。2022年1月より正式提供を開始したオンラインピル診療サービス「mederi Pill」は、プラットフォーム登録者数約35万人となり、女性と医療機関を繋ぐプラットフォームとして事業成長を続けている。「初月ピル代無料、診療代ずっと無料」という続けやすい価格と、安心サポートを提供しているため、「mederi Pill」ユーザーの半数以上が低用量ピル初心者である点も特徴として挙げた。

▲mederi 代表取締役 坂梨亜里咲氏

mederiの独自調査における「『mederi Pill』を利用したことで、健康に対する意識が高まったと思いますか?」という質問への回答では、「とても思う」「思う」と回答した人が合計で約75%となり、子宮頸がんや婦人科がん、睡眠、ストレス対策を意識する女性が多いことが明らかとなったことも紹介した。

加えて「mederi Pill」を利用したことが、子宮頸がんなどの婦人科検診に行くきっかけに「なった」と回答した人が約半数にのぼり、低用量ピルの処方とあわせて、女性の健康に関する知識や婦人科検診を推奨し続けていることが、ヘルスリテラシー向上へ寄与していると考えられると述べた。

<ゆうちゃみ「前から『mederi Pill』使ってました」>

第2部では、モデルのゆうちゃみさんをゲストに迎え、産婦人科医でありmederiドクターの郡詩織先生、mederi代表の坂梨が登壇し、「わたしと生理」をテーマに、生理に関する悩みとそのケアについてトークセッションを展開した。

自身が抱えている生理の悩みをたずねられたゆうちゃみさんは、「私はPMSの症状が重いほうで気分がジェットコースターのようになります。ハッピーになったり沈んだり。あとは、とにかくめちゃくちゃ眠い! 気絶しそうなくらい眠いです。仕事中に眠くなるので最悪なんです」と語った。

仕事中で感じる悩みについては、「生理中に、ロケのお仕事がスタジオなど室内環境だとまだ良いのですが、長時間での屋外ロケだと痛み止めが効かなくなってしまったりお手洗いが近くないことが心配になります。体を大きく動かすような運動系のロケも、経血漏れが気になることがありますね」と、日頃感じている不安や悩みを明かした。

「貧血気味になるので、鉄分が入ったヨーグルトを摂ってケアしています。鉄分は生理の時にいいとも聞くので積極的に摂取するようにしています」と、生理が近づくと工夫している食事面でのケアも紹介。これを受けて、産婦人科医の郡詩織氏は、生理時の鉄分喪失による貧血予防の重要性について強調し、温かいハーブティーや赤身肉などで鉄分補給するよう提案した。

さらにゆうちゃみさんが、西武渋谷店内「TAILORED CAFE SHIBUYA」で期間限定提供される「mederi」オリジナルドリンク「ベリーオーツミルクラテ」をいち早く体験。

「ドリンクめちゃくちゃ美味しいです!入っている素材も女性の体にいいものばかりで毎日飲みたいです。 トッピングのベリーの果肉がお花みたいでかわいくて、見た目も超かわいいし、映えるし最高でテンションが上がりますね!甘さを楽しめて罪悪感もないので生理中に飲みたいです!」と感想を語った。

低用量ピルの服用経験があるゆうちゃみさんは、今回の記者発表イベントへの登壇が決まる前から「mederi Pill」を使い始めていたことを明かし、「Webで『オンラインピル処方サービス』で検索したら、1番上に『mederi Pill』が表示されたので使ってみよう!と思い、実際に『mederi Pill』を使用しています。ちょうど先月届いたんですよ!婦人科に行って低用量ピルを処方してもらう手間がしんどかったのですが、オンラインピル診療は本当に早くてラクでよかったです。翌日すぐに届くスピーディーさと、信頼できる婦人科医の先生にオンラインで処方してもらえるところもとても便利。私を担当くださっている先生は優しくて丁寧に質問にも答えてくれて、安心しました」と話した。

会場からの「今年の夏に楽しみたいことは?」との問いには、「花火大会・海・江ノ島・プールなどにいきたいですね!でも、せっかくの夏の予定も生理期間と日程が重なると楽しみにくくて最悪な気分ですよね。低用量ピルの服用を再開したので、生理周期の管理ができるので今年の夏は楽しめると思っています。低用量ピルはシート最後の7錠で生理のタイミングがわかるので、水着を着る予定を決めるときにも欠かせないですね!」と回答。

水着以外のシーンについても、「特に浴衣を着ている時も生理が重なるとつらいです。ただでさえ帯でお腹まわりを締め付けられていてしんどいのに、生理痛でお腹や腰の痛みもあるとさらにつらいです。そんな状況を避けるためにも低用量ピルの服用が大切だと思っています」とコメントした。