jinjerは7月26日、人事領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)についての調査や研究を行う「ジンジャー人事DX総研」を設立したことを発表した。

  • ジンジャーの考える人事DX推進ステップ

    ジンジャーの考える人事DX推進ステップ

創設の背景

現在、多くの企業が労働力の減少や長時間労働の是正、生産性向上などの課題に直面し、効率的な経営と持続可能な事業成長のために人的資本経営の必要性に迫られている。

そのためには人事の定型業務からタレントマネジメントまでテクノロジーの活用が不可欠で、これらは「人事DX」として、企業経営において最も重要な資源である「ヒト」に関する取り組みとして社会的な注目を浴びているという。

このような背景を踏まえ、ジンジャー人事DX総研では、HRテクノロジー、タレントインテリジェンス、エンプロイーエクスペリエンスなどの人事領域をテーマに、調査・研究・情報発信を行い、企業の人的資本経営を推進していく。

ジンジャー人事DX総研の活動内容

具体的には、人事情報システム(HRIS)や人材管理システム(TMS)を用いた業務の自動化とその効果分析、入社後のパフォーマンス評価、従業員エンゲージメントの向上におけるAIと機械学習の活用、従業員のスキルやキャリアパス、適性を分析して最適な配置と育成、データ分析を基にした従業員のパフォーマンス予測とフィードバックサイクルを構築、従業員の満足度やモチベーションを高めるための取り組みと効果分析といった研究を行う。

ジンジャー人事DX総研は今後、外部の有識者とともに人事領域におけるDXについて調査・研究を行い、広く情報を発信していく。主に調査、研究および情報発信、産学官連携による共同研究、労働市場キュレーションレポートの作成といった活動を実施していく考え。