「futureshop」、「YouTubeショッピング」と連携開始 動画コマース活性化を支援

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは7月23日、Googleが運営する動画プラットフォーム「YouTube」が提供するEC連携機能「YouTube ショッピング」との連携を開始した。日本発のECプラットフォームとしては、「BASE」に続く2番目。「furureshop」利用事業者の動画コマース活性化を支援する。

今回の連携により、「futureshop」やオムニチャネル対応SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop omni-channel」を利用しているEC事業者は、ECサイトで販売中の商品を自社のYouTube チャンネルやYouTube上の動画、ライブ配信上に掲載することが可能になる。

「YouTube ショッピング」では、YouTube チャンネルやYouTube上での動画、ショート動画、ライブ配信で商品を紹介することができる。視聴者はYouTube上で商品をクリックすることで、商品ページにスムーズに遷移し、そのまま購入することが可能だ。

「futureshop」を利用中のEC事業者は、ECサイトで販売中の商品を、国内の月間アクティブユーザー数が7120万人を超える「YouTube」に掲載できるようになる。動画やライブ配信で表現力豊かに商品を訴求できるだけでなく、商品ページへスムーズに遷移させることで、さらなる販売の促進が可能となる。

「YouTube ショッピング連携」を利用するためには、YouTube パートナー プログラムに参加していることが条件となる。さらに、チャンネルが YouTube パートナー プログラムのチャンネル登録者数の条件を満たしていることや、公式アーティスト チャンネルであることも条件だ。

チャンネルの対象視聴者が子ども向けに設定されておらず、子ども向けに設定された動画の数が多くないこと、ヘイトスピーチに関するYouTubeのコミュニティ ガイドラインの違反警告を受けていないことも条件となっている。

フューチャーショップでは今後、「YouTube ショッピング」の活用方法やYouTubeチャンネルの運用に関するセミナーも実施する予定。利用事業者のYouTubeを活用した販売促進を支援していく。