フレッシュペットフード「ベイブフード」、世界に1つだけのフルメイド型の新サービスを開始

Rowls(ロウルズ)は7月17日、フレッシュペットフード「ベイブフード」において、生成AIを活用したフルオーダーメイド型フレッシュペットフードを提供する新サービス「ベイブフード フルオーダーメイド」のβ版をリリースした。飼い主の悩みや愛犬の嗜好、アレルギーなどに合わせて、世界に1つだけのごはんを提供する。

Rowlsが提供を開始した「ベイブフード フルオーダーメイド」β版は、オリジナルの手作りドッグフードを作成し、世界に1つだけのごはんを届けるサービス。

飼い主の悩みや気になっている点、愛犬の好みや好きな食材、アレルギーや健康状態、病気による制限などに合わせて1から食材を選定することで、個々の方々に本気で応えるフルオーダーメイドのフードを提供する。

▲ベイブフード フルオーダーメイド

飼い主へのヒアリングを元に選定した食材は、生成AIを活用し、AAFCOの定める「総合栄養食」の基準を満たすよう配合する。ハンバーグのような形状になっているので、メインフードだけでなく、トッピングとしても利用できる。

大学の研究機関にて10年以上”犬の食”の研究を行なっていた経験を持つ獣医学博士と、犬の管理栄養士が在籍し、すべてのオーダーの監修を行うという特徴も備える。

▲獣医学博士・獣医師 島倉秀勝氏

価格は2400g(1200g×2袋)で、税込1万3160円(鶏肉)~1万6960円(ラム肉)。

今回提供を開始したβ版では、LINEを活用してヒアリングをし、獣医学博士、犬の管理栄養士が食材を選定、生成AIが食材を配合するが、今後は専用のヒアリングツールの開発を行い、ECサイト上でのヒアリングから食材の選定、配合比率の計算までを生成AIが行えるようにすることで、よりスピーディーな商品の提供を目指す。

さらにβ版では”"製造方法”は選ぶことができないが、今後は製造方法の選択にも対応を予定している。

▲運営チームのメンバー

2023年4月からフレッシュペットフード「ベイブフード」を提供しているRowlsは、飼い主からさまざまな悩みが寄せられることが増えてきたとし、あらゆるお悩みに応えられる方法を模索した結果、「徹底的に個に向き合う。」をコンセプトとした、フルオーダーメイド型のサービスの提供に至ったとしている。