Oisix、小学生の親に「夏休みの悩み」を調査 65%が「夏休みが不安」

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地はこのほど、食品宅配サービス「Oisix」において、小学生の子どもを持つ人を対象に、子どもの夏休み期間中の悩みについての調査を実施し、その結果を公開した。65%が夏休みに不安を感じており、「毎日の料理づくり」が不安な人が多いことなどがわかった。

オイシックス・ラ・大地の運営する「Oisix」は、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜など、できる限り添加物を使用せずに作った加工食品などの食品を取り扱うEC食品宅配サービス。

本格的な夏の到来に先がけ、7月5日~10日、小学生の子どもを持つ男女270名に子どもの夏休み期間中の悩みについての調査を実施した。

「もうすぐ始まる夏休みについて、不安はありますか」との質問には、65%が「不安がある」と回答した。

「不安がある」と回答した人にその内容をたずねた問い(複数回答)では、もっとも回答が多かったのは「毎日の料理づくり」(61%)で、「子どもの自由研究や宿題のサポート」(53%)、「出費がかさむこと」(49%)、「子どもの生活リズムのコントロール」(49%)が続いた。

学校がある期間と夏休みの料理の回数についてたずねた問いでは、「とても増える」(39%)と「少し増える」(33%)を合わせ、7割以上が夏休み中は料理の回数が増えると回答した。

夏休みの料理づくりに関する悩みをたずねた問い(複数回答)では、、「メニューがワンパターンになる」と答えた人が50%ともっとも多く、「暑くて買い出しが大変」(38%)、「暑くて火を使いたくない」(34%)、「栄養が偏る」(31%)と続き、夏休みの料理づくりをサポートするサービスへのニーズが明らかになったとしている。

「Oisix」では、2022年8月から、10分以下でメインの1皿が仕上がるミールキット「超ラクKit Oisix」を販売。下味が付いた肉やカット済みの野菜を採用することで、調理工程を単純化することに重点を置きながらも、野菜を5種類以上使用し、彩り鮮やかな見た目となっている。工程が多く、調理に手間のかかるメニューや本格的な味付けが難しいメニューて揃えており、特に火を使う下ごしらえ等の工程が不要で、全体の調理時間も短縮されることから、暑い夏にはキッチンでの調理負担を減らしながら光熱費も押さえられるサービスとしても支持を集めている。

2024年は春から高温が続き、6月には各地で真夏日が続出したことで、2024年6月の累計販売数は前年同時期と比較して約1.5倍の伸びを記録した。

「Oisix」では、共働き世帯の増加に合わせて、2013年7月から必要量の食材とレシピをセットにし、主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット「Kit Oisix」の展開を開始。その後も食事の準備のハードルを下げるサービスへのニーズの高まりを受け、さまざまなサービスを提供している。

2022年2月より展開している冷凍食品の「パッとOisix」シリーズは、10分以内で主菜が完成するのが特徴で、電子レンジ調理のみで食べられる「1step冷凍総菜」や、炒める煮るの仕上げのひと手間で、手軽に手料理感を味わえる「2step冷凍総菜」を揃えている。

2024年4月からは、温めるだけで完成する、野菜たっぷりのおいしいデリが届くサービス「デリOisix」も展開。主菜と副菜の冷蔵のデリ1食分(2~3人前)が、1セットもしくは3セット届くサービスで、忙しくて料理ができない日でも豊かな食卓を実現できる。

いずれのサービスも、メニューに5種類の野菜を使用し、自ら作るには時間がかかるうえ、再現できない本格的な味付けが手軽に味わえることが特徴で、猛暑の夏にも料理づくりの負担を減らすことができる。

「Oisix」では、9月5日までの期間、物価高と夏ならではの料理づくりの悩みに応える「Oisix 真夏の総力祭」を開催。台所に立つ時間を少しでも減らせるよう、夏の定番グルメや火を使わないメニューなどタイパごはんを多数用意するほか、子どもも大好きな人気キャラクターとのコラボミールキットも登場する。

さらに期間中には、7月18日のミールキットの日や8月31日の野菜の日にちなんだセールなど、計3回のセールを企画しており、物価高での家計応援も実施する。