アイルは7月16日、複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL(クロスモール)」において、AnyReachが提供するeギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」と、注文情報の連携を開始した。ECサイト管理における、eギフト注文データの自動取得を実現し、EC事業者の業務負担の軽減を支援する。
アイルの提供する「CROSS MALL」は、複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能なクラウドサービス。このほど、”eギフト機能 ”をECサイトに組み込める、AnyReach社の「AnyGift」との注文連携を開始した。
eギフトは、相手の住所を知らなくても、LINEやメールを通じてギフトを贈ることができる。そのため、これまでeギフトを注文については、ギフトを受け取る人が住所入力を完了するまで、受注ステータスを出荷不可能な注文として振り分ける管理や、住所入力完了後に届け先住所を手動で注文情報に付与する必要があった。
今回の「AnyGift」との連携により、ギフトを受け取る人による住所入力が完了すると、「CROSS MALL」へ届け先住所の付与された注文情報の自動送信が可能となった。これにより出荷までのプロセスがスムーズになり、eギフトを利用するEC事業者の負荷を大幅に軽減する。
eギフトを利用していないEC事業者においては、業務の変更なしに新たな販売形態を検討できる。