ソースネクスト、ゴルフ市場に参入 「BirdieTalk」を発売、ラウンド中にAIがアドバイス

ソースネクストは6月20日、対話型ゴルフAIデバイス「BirdieTalk(バーディ・トーク)」を発売すると発表した。同社がゴルフ関連の製品を発売するのは初。ラウンド中にAIがアドバイスをしてくれるだけでなく、距離計としての機能や、クラブごとの特徴を記録できる機能も備えているという。

 

同商品は、帽子につけて使用する。価格は1台税込3万9600円となっている。6月20日から、クラウドファンディングサイト「マクアケ」での販売を開始。一般販売は8月以降を予定しているという。

 

「誘われてゴルフを始めたものの、1年未満でやめてしまう人は多い。アマチュアゴルファーは、いざラウンドに行くとうまくできないことが多い。そこでAIに相談できるツールを考えた」(小嶋智彰社長)と話す。

 

バンカーやラフの打ち方を聞けば、AIが打ち方をアドバイスしてくれ、ルールについての質問にも回答してくれるという。

 

同社が培ってきた音声入力技術に加え、OpenAI(オープンエーアイ)のAI「GPT」を使用。ゴルフに関するFAQは、東大ゴルフ部が監修しているという。

 

初年度は、販売台数3万台を見込んでおり、コースデータやルールなどは、随時アップデートしていくとしている。

 

「将来的には、海外のコースデータや、外国語にも対応させ、海外販売も展開していきたい」(同)と話している。