レノボ・ジャパンは6月18日、次世代AI PC「Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9」を発売した。Windows PCの新カテゴリー「Copilot+ PC」対応モデルで、Qualcommの新型Snapdragon X Eliteプロセッサーを採用している。NPUの処理能力は最大45TOPSで、14.5型 3K高解像度 マルチタッチ対応 有機ELディスプレイを搭載している。販売価格は24万9700円(税込)。

Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9は、Copilot+ PCが実現する「コクリエーター」や「ライブ キャプション」、「スタジオエフェクト」といった最先端のAI機能が利用できる。

  • Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9

    Lenovo Yoga Slim 7x Gen 9

コクリエーターは、「ペイント」アプリでAIによる画像生成ができる機能。思い描いている内容を、文章と簡単な描画を入れるだけで、リアルタイムに画像へ変換しくれる。自身だけでは描けなかった本格的な絵もAIが手伝って作成できるという。

ライブ キャプションは、映像やビデオ会議の音声をAIがリアルタイムで英語字幕に翻訳する機能。現在、44言語から英語字幕への翻訳のみ対応している。

スタジオエフェクトでは、AIによる画像処理により、暗い場所での照明の改善や背景をぼかすといった機能のほか、イラスト風やアニメーション風、水彩画風など自分自身を演出するフィルターを使うことができる。