オージス総研は6月10日、同社が提供するクラウド運用自動化ツール「Cloud Arch」にNew Relicのダッシュボードを組み込んだ統合ソリューション「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」を提供開始すると発表した。

同社はオブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」の販売パートナー契約を締結した。

「Cloud Arch」とは

「Cloud Arch」は、親会社である大阪ガスのAWS(Amazon Web Services)セキュリティ監査基盤の構築実績およびITシステムの運用実績を生かし、ハイブリッドクラウド環境の一元監視・運用自動化を行うソリューション。

大阪ガス向けのITシステム運用業務では、「Cloud Arch」の導入により作業を自動化することで、年間 15,300時間の運用工数の削減効果を実現しているという。

「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」とは

「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」は、AWS ConfigとAWS CloudTrailを利用した独自セキュリティルールによる監査と、New Relicのセキュリティダッシュボードによる各システムの対応状況の見える化により、迅速に継続的なセキュリティ監査を実現する。

「Cloud Arch」に、New Relicによる設定情報監査とダッシュボード機能が加わることで、異変の検知やセキュリティルール準拠状況が全社横断で確認しやすくなるという。

  • ダッシュボードでセキュリティルール遵守状況を可視化した様子