任意のGoogleの開発者たちによりOSSで開発が進められているPythonベースのWeb UIフレームワーク「Mesop」v0.7がこのほどGitHubのGoogleリポジトリでリリースされた。
フロントエンドの開発経験がなくともPythonベースのコードでWebUIを記述できる「Mesop」は、デモや内部で動作するアプリを迅速に記述できるフレームワークとしてGoogleの任意の開発者たちが公式プロジェクトでは無いものの、GitHubのGoogleレポジトリで開発を進めており、AngularウェブフレームワークやAngular Materialコンポーネントを活用することで拡張性あるコンポーネントを増加させている。v0.72はFlaskリローダーを無効にするなど修正が中心の小規模リリースとなるが、1月にはVisual Editorを実装、5月からはコンポーネンツやチャット、LLM、プレイグラウンドなどのユースケースを豊富にそろえるデモギャラリーを公開するなど活発な活動を見せている。ColabによるMesopスターターも用意されており、クリック4回でHello World!、6回でチャットボットインターフェースが表示されるなど初心者にも配慮した入り口が用意されている。