イトーキは5月16日、六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」の開発を発表した。

  • 「ADDCELL Hexa」(同社資料より)

「ADDCELL」では1人用、2人用、4名用、ユニバーサルタイプを展開しているが、2024年秋以降の発売を目指し開発が進められている「ADDCELL Hexa」は、大型ディスプレイを設置できるチームミーティングに対応、ガラス面を大きく取った開放感あるデザインと複数設置でも無駄な空間を減らせる六角形形状が特徴で最大6名まで使用できる。六角形形状であるため、他のブースと複数設置した場合に適度な隙間の空間を創ることも可能でこれをハドルスペース(短時間ミーティング用)として活用でき、状況に応じたレイアウトのバリエーション増加も可能だ。

  • 大型ディスプレイを使った最大6名までのミーティングが可能に(同社資料より)

  • 待ち合わせや短時間ミーティング用にも活用できるハドルスペース(同社資料より)

同社では、四角形形状「ADDCELL」8名用モデルの開発も進めるなど新製品のラインナップの拡充を図っているが、開発背景にハイブリッドワーク普及に伴うブースニーズの増加を挙げている。同社の個室ブースの販売売上実績は前年比で2.5倍以上と好調で、1on1ミーティングや大型ディスプレイを用いるミーティングなど多様化するニーズに広く応える考えだ。